サイトオープン1周年! 三輪書店から報告
HPを開設して、1年が経過しました。
いろいろなことがあった1年でしたが、多くの方々に当サイトに訪れていただき、楽しい出会いもたくさんありました。サイトから見つけて講習会に参加してくださった方とも、意見交換させていただく機会ができ、有意義な時間をたくさん持つことができました。まずは、読者の皆様に心から感謝したいと思います。
思い返すと、昨年のゴールデンウィークに本郷にある三輪書店を訪れ、CBA書籍の最終ゲラのチェックを行った話を日記に書き、それを掲載するためにCBA日記コーナーを思い立ったのがHP立ち上げのスタートでした。サイトとともに書籍も発行1年を迎え、おかげさまでたくさんの人に読んでいただきました。本が売れない時代に、「絵や図表を多くして、フルカラーで」という強いアドバイスをくださった三輪書店編集者(初代小林美智さん、二代目山中恭子さん)と、二人三脚(三人四脚?)でここまで進んできました。お二人とも、リハビリテーションへの熱い情熱と良い書籍を作るための粘り腰が、天下一品の編集者です。たまたま1年後、打ち合わせで三輪書店を訪れましたので、三輪書店の紹介を兼ねてのご挨拶です。
(トップ写真は、三輪書店向かいの、東大正門前にて)
CBAは少しずつ認知度を上げ、第2ステージに入ったと感じています。今季鵜飼リハでは、全事例CBAデータを取る体制を整え、生活行動につながる多くのエビデンスを発信していくために、研究領域強化に入りました。老いた身には厳しさもありますが、しぶしぶ必要に迫られ英文論文などを読む日々を過ごしています。
「CBA、いいと思うよ」と声をかけてくださる皆さんの思いを力に、書籍発行2年目を迎え、一層CBAがよい評価表に育つように、全力で取り組んでまいります。
本サイトで合わせて広報させていただいている失語症講習会には、多くのSTに参加していただき、嬉しく思っています。講習会の共同開催者である親友の春原則子さんとは同い年のため、二人ともそろそろあちこち痛んできていますが、若いST、現場の医療専門職のため、もうちょっと頑張っていこうと話しているところです。「あの講習会のコンセプトを本にできないか」という目的で、三輪書店で打ち合わせ中の様子も紹介します(下写真)。
失語症講習会については、「地方開催を」という声をたくさんいただきますが、まずはおひざ元の名古屋での開催を決定しました。お近くの方に参加いただければと考えています。
(写真は、三輪書店会議室、前列右から、春原則子さん、私、後列右から山中恭子編集員、小林美智編集員)
さて、「サイトオープン1周年記念に何かできないか」と考えてきましたが、三輪書店のご協力で、6月1カ月間に当サイトに投稿くださった方に、1周年記念の景品を差し上げようと思っています。詳細は決定後掲載します。どのコーナーも可。奮ってご投稿ください。
(下の写真は、右は三輪書店入口のかわいい表札、左は目印の隣のビルのHottoMotto)