失語症退院患者さまの集い「てくてくの会」に参加して思うこと
梅雨明けきらない7月の土曜日、鵜飼リハビリテーション病院を退院された失語症患者さまの集い「てくてくの会」第1回を開催した。ご家族を含む30名を超える方々がお集まりくださり、スタッフを含めると総勢60名近い参加者であった。初対面の方が多い中、開始当初から参加者の気持ちが1つに...
セラピストマネジャーコース第1日を終えて
回復期リハビリテーション病棟協会が主催する、セラピストマネジャーコース第7期が始まり、担当委員として参加した。ちなみに私は第3期卒業である。年のせいか、久しぶりに聞いた講義の中で心に残る言葉が多い。 まずは、回復期リハ病棟生みの親ともいわれる石川誠氏の「回復期リハ病棟の歴史...
リハビリテーション花の舎病院のこと
栃木県野木町にあるリハビリテーション花の舎病院とのお付き合いは、いつの間にか10年を超えた。国際医療福祉大学に勤務するころ、毎年たくさんの卒業生が就職し、その縁でST部門の指導に関わらせていただくようになった。ST学科8期生の平野絵美さんは、遠い昔の教え子で担任だった(ナ行...
CBAが評価しているものとは何なのか?
「CBAが評価しているものは、何なのか」ということについて、考えさせられる事例に出会ったので、記述してみたい。 事例は退院後1年経過した、80代の大腿骨頸部骨折後の患者さまであった。若手PTが訪問リハに同行し、退院後の変化を確認させていただいた。...
岐阜県言語聴覚士会の学術講演会でCBAの話をさせていただきました
岐阜県言語聴覚士会の学術講演会にお招きいただき、CBAについてお話しする機会をいただきました。多数の言語聴覚士に加えて、作業療法士、理学療法士の方も参加していただき、講義後には活発な質疑応答の時間を持つことができました。...
善常会リハビリテーション病院でCBA研修会をさせていただきました
名古屋市南区にある善常会リハビリテーション病院にて、CBAの勉強会を開催しました。鵜飼リハビリテーション病院で、CBA普及活動を担当している(書籍の執筆者でもある)スタッフも同行し、①CBAを中心とした高次脳機能障害の基礎の話(森田)のあと、②当院でのCBA普及活動の経過の...
日本訪問リハビリテーション協会学術大会に参加してきました
週末は、東京都船堀で開催された訪問リハ研の学術大会に参加してきました。当法人大門訪問看護ステーションの作業療法士、言語聴覚士と一緒の参加です。宮田昌司大会長は親友で、前職場の輝生会のメンバーがスタッフとして多数参加していたので、久しぶりの再会を喜び合いました。思えば、CBA...
CBAと実践的能力の関連について
CBAと実際の日常生活場面での能力について、みなさんの意見を聞かせていただきたく投稿します。もともと一人暮らしをしていた方が高次脳機能障害を生じると、通常今後の自宅復帰が可能かどうか、議論が行われると思います。どのような状態であれば、自宅復帰が可能といえるのか判断が難しいこ...
日本リハビリテーション医学会 学術研究大会 in 京都
当院から、CBAに関する発表を2題行いました。1題は、理学療法士が行ったCBAの評価の信頼性について。もう1題はCBAとFIMの有効な関連性について。 1題目の発表を行った河原祐貴さん(鵜飼病院)。今日は大きな声が出ていて、初めての大きな学会発表の場で、立派な発表でした。1...
鵜飼リハビリテーション病院、CBA普及活動の会議
小林瑞穂主任のリーダーシップのもと、鵜飼リハビリテーション病院のCBA普及活動は進んでいます。2年目以上のPT、OT、STにCBAをつけてもらう。それを、すでにCBA評価技術が自立しているリーダーたちがフィードバックして、スタッフの理解度をチェックしていく、というのが6月現...