2019年を振り返って―後半―
先日アップしました前半に続いて、2019年後半のCBAに関わる活動の振り返りを続けてみたいと思います。 ★CBAと会話講習会(大阪医療福祉大学)(7月21日) 「CBAと会話を用いた言語聴覚士のための高次脳機能障害の評価とアプローチ」...
2019年を振り返って-平成から令和へ-
皆様、いつも大変お世話になっています。 CBA日記を長らく更新せず、申し訳ありません。 日々心身の衰えを感じる年の瀬ではありますが、今年も1年「ずいぶん走り続けてきたなあ」と振り返り、出会った多くの皆様への感謝と、多くの仲間たちへのメッセージも込めて、久しぶりに日記の更新を...
第3回「てくてくの会」に思うこと
昨年発足した、珪山会を退院された失語症患者さまを中心とした友の会「てくてくの会」も、第3回を迎えた。今回もまた、感じることの多い会となった。1、2回の成功に気を許し、若手STの育成も兼ねてゆったり構えての準備であったが、当日間際にいただいたご意見から、STとして揺さぶられる...
楽しい名古屋の夜、芦田さん来る!
CBAフローチャートで本サイトを賑わせているSTの芦田さんが、出張途中に名古屋にやってきた。彼女らしく、行きの新幹線中から「突然ですが、名古屋に向かっています」という連絡。たまたま都合もよく「ぜひ夕食をご一緒しましょう」ということになった。...
2016年を振り返って
年の瀬の2年次研修発表会は、大いに盛り上がった。 発表の2事例とも、介助量の多い重症事例で(1例は年齢が若く、まだ変化が期待できる!)、退院後のリハビリテーションがいかにあるべきかを考えさせられる難しいケースであったが、回復期チームからも訪問チームからもそうそうたるメンバー...
第1回 「CBA講習会」開催される!!
愛知県名古屋市にて、第1回「日常生活から多職種で理解する高次脳機能障害―認知関連行動アセスメント(CBA)を用いて―」が開催された。 前日の準備が深夜におよぶ厳しい状況であったが、当日は地元名古屋の参加者に加え、九州や四国、静岡からも参加していただいた。職種は、看護師、理学...
3年次研修のこと
当院では、リハビリテーション部門全体でPT・OT・ST共通研修を実施している。PT・OT・STに分かれた部門別研修は専門性向上を目的として行うが、共通研修はチームアプローチや連携力向上のため、と考えてきた。今年の3年次研修を終え、共通研修の意味について改めて考える機会となっ...
“しばらない医療”への取り組み
ご縁があり、森田秋子先生に臨床指導に来ていただきました。現場で直接、患者さまの評価・アプローチのご指導をいただいた後、多職種でのケースカンファレンスを行ったのですが、臨床を通して障害の捉え方や考え方、チームアプローチの実践方法を学ぶことができました。またご指導していただいた...
あずまリハビリテーション病院のこと
名古屋に来て3年目に入った。来た年から、鵜飼リハと兄弟病院のような関係にあるあずまリハビリテーション病院にも、月に1日伺うことにさせていただいている。これまでほぼ毎月、1日6名の失語・高次脳機能障害の患者さまに関わらせていただいた。あずまリハには輝生会から管理者が派遣されて...
春原則子さんと私
目白大学言語聴覚学科春原則子教授は、長い親友である。ひとり親で3人の子育てに追われていた私の、人生最大のサポーターだった。私たちの出会いは、STとしての初期の短い時間を、同じ職場で過ごしたことだったが、彼女は宇野彰先生を師として失語症研究の先端を走る研究者として育ち、30代...